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【相続事例・不動産名義変更】借地権付き建物を相続したケース

お父様が、亡くなられ借地権付き建物を相続したYさん。既にご自分で、ご自宅を所有しており、相続した建物をどうするか悩んで、ご来所されました。
「取り壊すにも費用がかかるし、また、こんな古屋を借りてくれる人もいないでしょう・・・リフォームする費用もない、また、ずーっと地代も払い続けるのも大変・・」
と困り顔でした。
「借地権付き建物につきましては、建物自体には価値はなくても借地権の価値が高い場合が多くあります。Yさんの場合、相続路線価の借地権割合がD地区(60%)なので、おおよそ、近隣の更地価格に60%を乗じた価格が借地権価格となります。借地権を売却すれば、経費だけでなく利益も出るんじゃないですか?」
と、お話いたしましたところ、Yさん、びっくりされたご様子でした。「え~借地権が売却できるんですか?」「はい。借地権は、地主の方の承諾は必要ですが、他人に譲渡することもできますよ。」
借地人の方は自己が保有する借地権が売却できることを知らないケースが多いのですが、借地権を第三者に売却することもできますし、地主さまと協力し底地と共同売却することもできます。また、借地権と底地権との権利交換という方法も考えられます。
その後、Yさんは建物の相続登記を済ませ、地主さんと相談の上、底地と共同売却という方法をとられました。土地の分筆など、時間は要しましたが、無事売却が完了し思いがけず、利益もだすことができました。