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【相続の基礎知識・法定相続】法定相続分とは?

被相続人による相続分の指定がない場合には、各共同相続人の相続分は民法に規定された相続分によることになります。

◇民法が定める法定相続分(民法第900条)

 

子と配偶者が相続人の場合

配偶者1/2 子1/2

子が数人ある場合には原則として各自の相続分は平等です。

その場合、子全員の相続分である1/2を均分します。

 

配偶者と直系尊属が相続人の場合

配偶者2/3 直系尊属1/3

同順位の直系尊属が数人ある場合には、直系尊属全員の相続分である1/3を均分します。

なお、直系尊属については、代襲相続はなく、親等の近い直系尊属が先順位で相続人となります。

 

配偶者と兄弟姉妹が相続人の場合

配偶者3/4 兄弟姉妹1/4

兄弟姉妹は、被相続人に子も直系尊属もいない場合のみ相続人になることができます。

兄弟姉妹が数人ある場合には原則として各自の相続分は平等です。

しかし、父母の一方のみを同じくする兄弟姉妹の相続分は、父母の双方を同じくする兄弟姉妹の

相続分の2分の1になります。

 

配偶者のみが相続人の場合

配偶者のほかに相続人たるべき者がいない場合には、配偶者が相続財産全部を単独で相続します。

 

血族相続人のみが相続人である場合

配偶者がなく、同順位の血族相続人のみが相続人である場合には、900条4号の割合に従って相続分を定めます。

同順位の血族相続人がただ1人である場合には、その者が単独で相続財産全部相続します。

また、代襲相続人の相続分は、被代襲者の相続分と同じです。

例えば、被代襲者に3人の子があったら、その3人の間で相続分を均分します。